乗り換え前の脱毛サロンは解約するべき?

料金が高い、効果が薄い、予約が取りにくい、など様々な理由で多くの人は脱毛サロンの乗り換えを行います。
ただ、乗り換えた経験のない人にとって気になるのが「乗り換え前の脱毛サロンに関する」対応でしょう。

解約すべきなのか?解約時の注意点は?など、今回は乗り換え時の賢い対処法について詳しくまとめました。

脱毛の乗り換え割について
脱毛に関してサロンからサロン、サロンからクリニック、クリニックからサロンなど、様々な乗り換え方がありますが、多くのサロン・クリニックでは「乗り換え割」といわれるものが提供されています。
「乗り換え割」とは、その名の通り他社から乗り換えを行う人に対して割引を提供するサービスのこと。

期間限定で行われている場合もありますが、大半は時期を問わず乗り換え割を提供しています。
効果や料金など様々な理由で乗り換えを検討している方は、この乗り換え割をうまく活用することが乗り換える大きなコツのひとつであると言えるでしょう。

まずは乗り換え割の適用条件を確認

乗り換え割を受けるには、当然「他社で脱毛経験を受けていることが最低条件」であり、その事実を証明する必要があります。

【乗り換えを証明できるものの一例】
・会員カード
・契約書
・解約書類
・診察券
・アプリやサイトの会員ページ

ほとんどの脱毛サロンやクリニックでは、これらいずれかを提示することで脱毛経験を証明できますので、事前に確認しておき手元に残しておくようにしましょう。

乗り換え割利用時の注意点
乗り換え割の最低条件は「他社で脱毛経験を受けていること」ですが、それ以外にもいくつか注意点があります。

①乗り換え割の適用対象はほとんどが全身脱毛
特に部分脱毛を主に扱っているサロンでは、乗り換え割が用意されていないケースが多いため、注意が必要です。
乗り換え割の適用対象はほとんどが全身脱毛のみとなっていますので、事前に確認しておきましょう。

②その他割引との併用はできない
サロンやクリニックでは、乗り換え割だけでなく様々な割引・キャンペーンなどが用意されています。
しかしながら基本的に乗り換え割と、その他割引・キャンペーンの併用は不可となっていることが多いため注意しましょう。

③乗り換え割に必要な書類の準備
乗り換え割適用のために、他社で脱毛経験を受けている証明をする必要があるのは、すでにお話ししましたが、必要書類や証明物の種類はサロンやクリニックによって異なります。
乗り換え割を受ける全体で乗り換えるなら、事前に必要書類や証明物の種類を確認しておき、なくさないよう大切に保管しておきましょう。

乗り換え前の脱毛サロンは解約すべきなのか
結論から言えば、乗り換えするにあたってすでに通っているサロンの解約は必須ではありません。
乗り換え条件の中に「乗り換え前のサロン・クリニックの解約」が条件とされていることはほとんどなく、解約するか否かは状況に応じて判断すると良いでしょう。

例えば、すでに通っているプランが「通い放題」なのであれば、解約せず乗り換え先の施術と併用するなど、両者を組み合わせて最もお得な方法を選択するのベストです。

乗り換え前の脱毛サロンを解約する際の注意点
乗り換えに際して以前から通っている脱毛サロンを解約する場合は、十分に注意する必要があります。
注意点を内容別に詳しく解説しますので、順に見ていきましょう。

■解約時の注意点その①:クーリングオフ
クーリングオフとは、「一定の契約に限り、一定期間、説明不要で無条件で申込みの撤回または契約を解除できる法制度」です。
脱毛サロンの解約時にもこのクーリングオフを適用できますが、その場合は以下すべての条件を満たしている必要があります。

①契約から8日以内であること
②契約金が5万円以上であること
③契約期間が1ヶ月以上であること

条件を満たさない場合は「中途解約扱い」となり、クーリングオフでは不要となっている違約金を支払なければなりません。
※違約金の目安は、施術前の解約で2万円、施術を受けた後の解約は施術金額+2万円(契約金額の10%で金額が安い方になることも)となり、これらを差し引いた金額が返金される。

■解約時の注意点その②:解約の条件はサロンによって異なる
解約の条件はすべてのサロンで一律ではなく、サロンごとに独自の条件が設定されていることも珍しくありません。

【解約条件一例】
・施術の残り回数に上限が定められており、上限回数を超える施術を受けた状態で解約した場合、返金はされない。
(例:12回コースの契約で中途解約の上限を6回に設定しているサロンですでに7回施術を受けた後に解約した場合、返金はなし)

・通常、クーリングオフを利用するには通常契約から8日以内の解約でなければいけないが、契約から1年以内なら全額返金される。
こういったサロン独自の解約に関する条件を事前に確認しておくことが、解約時に余計な出費を避けるための大切なポイントです。

違約金が高かったり、そもそも契約プランの内容によっては解約しない方がお得になるケースもありますので、乗り換えを実施するにしても「解約と乗り換えはワンセット」と考えず、状況に応じた対応を心がけましょう。

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