体毛が薄い人の悩みは?
ムダ毛の悩みは人それぞれですが、体毛が濃い方だけでなく、薄い方にも様々な悩みがあるようです。
いくら体毛が薄くてもやっぱりムダ毛は気になるものですしね。

そこで今回は体毛が薄い人の悩みについて考えながら、脱毛関連情報も併せてお伝えしたいと思います。

体毛の濃さについてのメカニズム
体毛の濃さについては、大きく分けて2つのタイプに分類することが出来ます。

①男性ホルモン分泌量の違い
②自己処理時などの刺激による影響


本質的な体毛の濃さに関係しているのは、①の「男性ホルモン分泌量の違い」で世間的に体毛が濃い、薄いを指すケースの多くがこちらのタイプに該当します。

では具体的に男性ホルモンがどのように影響しているのか?ですが、体毛の濃さや量を決めるのは男性ホルモンの分泌量が関係していると言われており、ホルモン量は遺伝により先天的にほぼ決まっています。
単純に男性ホルモンの量が多いほど体毛が濃く、量も多くなりやすいと考えてください。

つまり毛の濃い・薄いは「生まれてついてのもの」であることがほとんどなんですね。
ただし、ホルモン分泌自体は日常生活における様々な部分から影響を受けるものでもありますので、遺伝がすべてではありません。

例えばどんな食生活をしているかによっても、分泌されるホルモン量は変わると言われています。

【男性ホルモンの分泌を促す働きを持つ食品・飲み物】
・動物性タンパク質(肉類など)
・脂もの
・高カロリーなた食品・飲み物
・アルコール類

【男性ホルモンの過剰分泌を抑える働きを持つ食品・飲み物】
・大豆製品(豆腐、豆乳など)
・黒ゴマ
・魚
・野菜

更に食生活だけでなく、疲労・ストレス・睡眠不足なども男性ホルモンの過剰分泌につながると言われていますので、体毛の濃さは生活習慣の見直しにより、ある程度の改善に期待できる可能性があります。

自己処理と体毛の濃さ

カミソリや電気シェーバーによる自己処理と体毛の濃さ・量の因果関係については、現在も様々な研究が続けられているところです。
現時点では次のような因果関係があるという話が出ていますので、ご紹介しておきましょう。

■自己処理時の刺激により、毛が太くなる・・・シェービングのような肌への直接的刺激は自己望遠反応を引き起こす原因となり、毛の1本1本が太くなっていく

■自己処理時の刺激により、毛が太くなる・・・皮膚が受けた刺激に対する同じく自己防衛反応として、皮膚が肌を守ろうと毛の密度を増やす

これらはあくまで一説ではありますが、実際にスポーツ選手などは特定の部位に刺激を受け続けることにより、その部位だけ毛が生えてきた・濃くなった・量が増えたなどのケースが起こっていることを考えると、自己処理によって体毛に変化が引き起こされる可能性も十分に考えられるでしょう。

体毛が薄いと脱毛効果が出にくいのは本当?
世間一般的に、「体毛が薄い人は脱毛サロンやクリニックでも効果が出にくい」との話を耳にしたことがある方は多いかもしれません。結論から言うと、「確かに効果の出にくいものはある」というのが事実です。

まずサロンやクリニックで主流となっているレーザー脱毛やフラッシュ脱毛は、毛根の黒い部分(メラニン色素)に反応する光やレーザーを照射して熱を与える仕組みとなっています。

その為、「体毛が薄い=黒い部分が少ない」ということですので、光やレーザーが効果的に熱を与えるのが難しく、結果的に脱毛効果が薄くなりやすいのです。

ただし、脱毛のための施術方法はレーザー脱毛やフラッシュ脱毛だけではありません。

【体毛が薄い人にも効果が見込める施術方法】
・SHR方式・・・弱い光を当てて色素ではなく毛根に反応させるタイプであるため、うぶ毛や体毛が薄い人でも効果を発揮しやすい。ほくろの毛や金髪にも対応可能。

・ニードル脱毛・・・毛根に刺した細い針を通して電流を流し、毛根細胞を完全に破壊してしまうので脱毛効果が非常に高い。メラニン色素の濃さに関係なく施術できるので体毛が薄くても効果は変わらないが、痛みがかなり強く、毛根一つ一つに対応する必要があるため、時間がかかるだけでなく費用も高額になってしまう。

・メディオスターNeXT、ソプラノアイスプラチナム・・・従来の毛根にあるメラニン色素に反応してダメージを加える医療レーザーとは異なる、「毛包」をターゲットとした蓄熱式の医療レーザー。医療脱毛を希望する人の中でも、特に体毛が薄い人に人気の施術方法。

以上のように、脱毛の中には確かに効果の出にくいものはあるとはいえ、技術や医療の発展と共に「毛が薄い人でも効果を発揮しやすい施術」のレパートリーが増えてきたのも事実です。

体毛の薄い人が脱毛に通う際のポイント
前述した施術方法選びももちろん効果を高めるためには重要ですが、それ以外にも体毛の薄い人が脱毛に通う際に覚えておきたいいくつかのポイントがあります。

■不測の事態を想定しておく
薄い毛を脱毛する場合、人によっては硬毛化や多毛化などの症状が発生するケースがあります。ところがほとんどの脱毛サロンでは、これらの症状に対応する準備はありません。

従って、脱毛サロンを選択するなら医療機関と提携をしているドクターサポートがついているところ。
医療脱毛なら副作用に対してしっかりした保証が付いているところを選ぶなど、不測の事態を想定したサロン・クリニック選びを行うことが大切です。

■通い放題コースもおすすめ
既にご説明した通り、体毛が薄い方の場合、特に毛根の黒いメラニン色素に反応して熱を与えるタイプの脱毛の場合、人より脱毛効果が出にくく結果的に十分な効果を得るまでの施術回数が多く重なってしまう可能性が考えられます。

回数が定められているコースを選ぶと、規定回数が終了しても脱毛が完了して切れておらず、追加追加で出費がかさんでしまうこともありますので、最初から回数制限なしの通い放題コースを選ぶと安心でしょう。

硬毛化や多毛化の症状が発生した場合、追加照射を無料で対応してくれるところもありますので、その辺りの可能性やリスクも考慮したうえで「どこで、どんなコースで脱毛するか?」を考えてみてください。

以上、今回は体毛が薄い人の悩みについて、脱毛関連の情報を交えながらお届けしました。
体毛が薄くても対処法がないわけではありませんので、脱毛に通うのであれば、無料カウンセリングや体験等をうまく活用しながら自分にぴったりのプランを選ぶようにしましょう。

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