脱毛サロンの店舗移動はできるの?

引っ越しや転勤だけでなく、「今通っている店舗が合わない…」などと感じた時、気になるのは「店舗移動できるのかどうか?」です。

同じサロン内で店舗移動できるのか?
異なるサロンに乗り換えるべきなのか?

などなど、今回は脱毛サロンの店舗移動に関する情報をまとめました。

サロンを変えたくなる理由
そこでまずは「みんながどんな理由でサロンを変えたいと思ったか?」をご紹介しておきましょう。

■自宅の近くのサロンを選んだが、転勤で遠方へ引っ越さなければいけなくなったから
■卒業を機に転居することになったから
■職場の近くのサロンと契約したが、転職したためその地域に立ち寄る機会がなくなったから
■通っているサロンのスタッフが嫌い、苦手
■通っているサロンで希望の日時になかなか予約が取れない
■通っているサロンの脱毛効果に満足できない
■通っているサロンが店を閉めた・閉める予定である
■他のサロンで異なる部位の脱毛を受けたい
■通っているサロンの料金が高いと気づいた

単純な引っ越しや転勤といった理由以外にも、「スタッフとの相性」「脱毛効果への満足度」「料金面」など、様々な理由で皆さんサロンを変えたいと感じているのが分かりますね。

では肝心の店舗移動について、ここから更に詳しくご紹介していきましょう。

同一サロンで他店舗へ移動したい場合

同一サロン内で他店舗へ移動する選択肢を考える場合、サロン移動の主な理由は「アクセス面」「スタッフとの相性」「店舗の雰囲気」などです。
施術内容や脱毛効果、料金面などは同一サロンである以上、すぐに改善することは難しいですからね。

ただし、同一サロンでの店舗移動に関する対応はサロンごとに異なります。

【同じサロン内で自由に店舗を選べるサロン】

※一例※
・ミュゼプラチナム
・シースリー
・銀座カラー
など

このタイプのサロンでは契約を行った店舗でなくても、同じ系列の店舗に予約ができるシステムとなっていますので、特別な申請を行わずに他店舗への移動が可能です。
電話で直接店舗名を伝えても構いませんし、ネット予約時に次回店舗を変更することも可能ですので、最も手軽なタイプだと言えるでしょう。

【申し出を行うことで店舗を変えられるサロン】

※一例※
・キレイモ
・RinRin
など

このタイプのサロンは毎回自由に店舗を変えられるわけではありませんが、店舗に申し出ることで別の場所の店舗へ変更することが可能です。
自由度は高くないかもしれませんが、店舗を頻繁に変える予定の無い人なら問題ないタイプのサロンでしょう。

【店舗移動に費用が発生するサロン】

※一例※
・脱毛ラボ
など

店舗移動自体は可能ですが、異動にあたって手数料が発生するタイプのサロンです。
例えば例に出した脱毛ラボの場合ですと1000円の移動手数料が発生します。店舗移動に関してはサロンとしても顧客管理や予約調整などの手間が発生すると考えられますので、1000円程度なら致し方ないとも言えるでしょう。

サロン自体を変更したい場合
脱毛効果、料金面、コースの変更などの理由でサロンを移りたい場合は、同系列での店舗移動ではなく、全く異なるサロンに乗り換えるのもひとつの手です。
もちろんサロンの乗り換え自体は自由ですが、以下のような点には注意が必要です。

【乗り換え割について】
多くのサロン・クリニックでは「乗り換え割」という割引制度が用意されています。これは文字通り、別のサロン・クリニックから自分たちのところへ乗り換える人のための割引で、適用にはそれぞれのサロン・クリニックが定めた条件をクリアしなければいけません。

とはいえ、乗り換え割適用の条件は基本的に「全身脱毛であること」「他社で脱毛経験を受けていることの証明」だけで、乗り換える前に通っているサロン・クリニックの会員証、契約書、解約証明書などを持参すれば脱毛経験の証明と認められます。

念のため、乗り換え前に乗り換えに必要な条件、書類などの内容を確認しておくと良いでしょう。
※乗り換え割は基本的に他の割引やキャンペーンと併用できないため注意

【契約の解約について】
サロンを乗り換える場合、多くの人は以前のサロンの解約を考えるでしょう。ですが「一定の契約に限り、一定期間、説明不要で無条件で申込みの撤回または契約を解除できる法制度」であるクーリングオフを適用するには以下条件全てを満たしている必要があります。

①契約から8日以内であること
②契約金が5万円以上であること
③契約期間が1ヶ月以上であること


条件を満たさない場合は「中途解約扱い」となり、クーリングオフでは不要となっている違約金を求められるケースもありますので注意しましょう。
またサロン・クリニックごとに解約条件が細かく設定されているため、「全額返金の条件」や「返金なしの条件」などは解約前に必ず確認しておくことをおすすめします。

【解約条件一例】
■施術の残り回数に上限が定められており、上限回数を超える施術を受けた状態で解約した場合、返金はされない
  (例:12回コースの契約で中途解約の上限を6回に設定しているサロンですでに7回施術を受けた後に解約した場合、返金はなし)

■通常、クーリングオフを利用するには通常契約から8日以内の解約でなければいけないが、契約から1年以内なら全額返金される

サロンを乗り換える場合でも必ず解約する必要はない
サロンを乗り換える場合、仮に乗り換え割を使う場合でも、基本的に前店舗での解約は必須とされていません。
ですから「サロンを乗り換える際は前のサロンを解約するのが基本」という考え方は捨てましょう。

というのも、以前通っているサロンのコースやプラン次第では、新しく乗り換えるサロンと併用した方がお得なケースもあるからです。

典型的な例としては、以前から通っているサロンで契約しているのが「通い放題」「回数無制限」といったケースになっているパターン。
新しく通うことになるサロンでの施術と「通い放題・回数無制限コース」を併用すれば、コストを抑えられたり、効率よく脱毛を進めていけるケースも少なくありませんので、サロンを乗り換える際は無条件で解約を前提とせず、サロンの併用も選択肢として考えるようにしましょう。

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